死亡事故の多くは普通のドライバーによる些細な過失によって起きている

これから本格的に運転を始めるあなたには、ぜひ知っておいてもらいたいことの一つです。

交通事故のほとんどはごく普通のドライバーによって引き起こされています。しかも、特に乱暴な運転なんかではなく本人が普通と思っている運転中のちょっとした過失によるものです。

以前、「人は生きるように運転する」といったお話をご紹介しましたが、真面目に平凡に生活している人でも事故は起こします。

私もこれまでに数多くのヒヤリハットを経験しています。現在でも、皆無ではありません。どんなに安全に注意していても、その時は突然訪れます。いつもなら十分に注意していることでも、助手席の人の話にちょっと耳を傾けただけでいつもの集中が途切れることもあります。そして事故を起こせば、しまった！と後悔することになります。「こんな落とし穴があったのか」といった感じです。

ほとんどが普通のドライバーによって事故は起きていると言いましたが、人によって安全に対する大きな温度差があります。

明らかに危険とまでは言えないグレーな運転をする人は少なくありません。しかも本人はそれが危険だと認識していないことが少なくありません。

大きな事故は毎日のように起きているのに、自分の周りで不幸な事故が起きないと、どこか他人事のような感じになるのかもしれません。

もしあなたがそう思っているのでしたら、今からでも考えを改めてほしいと思います。そして自分の運転が本当に安全運転なのか見直してみてください。

何度も言いますが、その瞬間は突然訪れます。私だって例外ではありません。危険は身近に潜んでいると常に思っています。

事故を起こしたのは運が悪かったからではなく、事故に遭わないのは運が良いだけだと考えてください。その覚悟ができないなら運転なんてしないほうがいいと思います。

クルマはハイリスクハイリターンな乗り物です。少しでもリスクを抑えて大きなリターンを得たいものですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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