脱初心者:同乗者が何を言っても、すべての責任はドライバーにある

初心者にとっては、助手席に人がいると何かと心強くなります。それはそれで悪いことではありませんが、必ずしもそうとはいえない場合があります。

特に、気をつけなくてはいけないのは、交差点などで左を見てもらうような場合です。助手席の人が「左、OKだよ!」といったのを信じて、運転手は右だけを確認して発進したら、左から自転車が走ってきてぶつかった、というようなことがあります。

このような場合、責任のすべてはドライバーにあります。いくら助手席の人が確認してくれたからといって何の言い訳にもなりません。助手席の人に一切の責任はありません。

助手席の人のアドバイスは時にとても有効です。でも、安全確認は必ずドライバーであるあなたの義務であり責任であることを忘れないでください。

この場合、こんな風に考えてください。

助手席の人の言葉はありがたいサポート、二つの目で見るところを四つの目で見たほうがより安全

助手席の人はいろんなことを言います。人は感情の生き物です。上から目線で高圧的にアドバイスされたり、時には喧嘩をして嫌な気分になることもあるかもしれません。しかし、どんなにイライラしても、いっさいの事故の責任はやはりドライバーです。

その他にも、これは助手席の人に限ったことではありませんが、同乗者が停車後にドアを開けたら、後ろから来たバイクが開けたドアにぶつかったなどという事例もたくさんあります。こんな場合でも、やはりその責任はドライバーにあります。ドアを開けた人に責任はありません。 開けていいのかどうかの判断と指示はドライバーがすべきことなのです。

実はこの事故、決して少なくありません。相手はスピードの速い自転車や原付バイクがほとんどなので、ドアの角にぶつかれば大けがになる確率も高くなります。ドライバーも停止した後だけについ気を許してしまう場面です。同乗者がいるときには十分な注意が必要です。

あなたが船長であり、機長なのです。運転をするとはそういうことです。でも大丈夫、最初からそういう覚悟があればなんとかなるものです。頑張って優良ドライバーを目指しましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

岐阜・愛知 運転初心者・ペーパードライバー出張講習 Reリーフ

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