ペーパードライバーが最初から一人で練習する方法

ペーパードライバーを克服するには、誰かに助手席に乗ってもらって指導を受けるのが理想ですが、最初から自分一人で上達することもできます。もちろん但し書きがあります。度胸が必要。身も蓋もありませんが、度胸のあるあなたならペーパードライバーをきっと卒業できます。

今回はそんなあなたのために、私がペーパードライバーならこうするとしてその方法をご紹介します。決してありそうもない話ではありませんよ。

●やはり一番最初は読書からです。ペーパードライバー向けの本が何冊か出ています。最低2冊は読み込みます。

最初に運転席に座ったときに、エンジンのかけ方、どのスイッチが何のためなのか、基本的な交通法規などなどある程度分かっていないとどうしようもないですからね。

現時点でのお勧めの本は、

「この通りにやれば必ず上達する 図解 運転テクニック」(日本実業出版社):古い記述もあるけど役に立つ

「ペーパードライバーのための虎の巻 運転テクニックおさらいBOOK」(永岡書店):基本のすべてが載っている

「あなたの不安をすっきり解消!クルマの運転術」(ナツメ社):写真や図が多くて具体的

※上記の3冊すべてにおいて、私の考え方と少し違う箇所あります。

新しい書籍がいろいろと出版されています。自分に合ったものを探すのも楽しいかもしれません。

もちろん、この「Reリーフ」のホームページにもいろんな情報があるので大いに参考にしてくださいね!

●書籍の中から気になった項目に関連する動画をYoutubeで見る。

”ペーパードライバー”で検索するととんでもない数になるので、狭い道の走り方、車線変更、車庫入れ、高速道路の走り方などなど、そういった検索で探してみましょう。やはり個人的にはお勧めできないものもあります。

●意を決してレンタカーを借りる。出来るだけコンパクトなのにします。

駐車が苦手でも、返却時には頭から突っ込めば良い、または店先の道路に停めるだけでいいところがほとんどなので大丈夫です。確認はしておきましょう。

万が一の事故のために休業補償(NOC)※の保険も忘れずに加入しましょう。NOC以外の保険はほとんどの場合、すでにセットになっていますが、事故を起こしたときはいくらかの支払いが発生する(免責)ので、その金額も確認しておきましょう。

※事故で車の修繕が必要となった場合、修繕期間中、レンタカー会社はその車を貸し出すことができません。その間の休業補償として借りた人がレンタカー会社に支払う金額が免除になる保険です。ほとんどがオプションになっていて、別途保険料を支払う必要があります。

レンタカーに乗る際も、テクニックの本を1冊持参します。初心者マークも忘れないように。車によっては、マグネット式の初心者マークがくっつかない場合もあるので、そんな時は貼ってはがせるタイプのものが良いと思います。

車をよく観察して、各レバーや装置の使い方がわからないときは、ペーパードライバーだからと気後れすることなくスタッフに聞いておきましょう。

レンタカーは、基本満タン返しなのですが、スタンドに行くのが不安なら、ガソリンを距離計算して、後払いできるところで借りるというのも一つの手です。

●最初のうちは駐車の練習とか欲張らずに、交通量の少ないところをただひたすらウロウロする。大きな駅周辺や2車線以上の幹線道路、また30キロ制限などの狭い道路はできるだけ避けた方が良いですね。あらかじめ経路をGoogleストリートビューで確認するのも一つの手です。

以上を繰り返して、少しずつ慣れる。

練習はクルマの少ない早朝にと言うのがあります。地域にもよりますが、早朝はご高齢者の散歩や、通行量が少ないので逆に飛ばすクルマや、ルールをしっかり守らないクルマが時々いるので、私はあまりお勧めしません。実際に大きな事故も起きています。もし早朝に練習されるのでしたら十分に注意してください。もちろん通勤・通学の時間帯も避けてください。

最後にもう一つ注意してほしいことがあります。レッスンの時によくあるのですが、無意識に左に寄っていく人が少なくありません。一人では誰も指摘してくれません。最悪の場合、左をぶつけてしまいます。すべての人に当てはまるわけではありませんが、あなたがそうである可能性もあります。原因と対策をこちらの記事で紹介しています。本にもあまり書かれていないことなので、心当たりのある人は一度目を通していただきたいと思います。

私が一番力を入れたいのが読書です。もしこの段階で、よしやってみよう!と思わなかったら一人での練習はやめた方がいいです。

一人練習で克服した人のブログを見ても、肝心なのはやはり度胸のようです。そして練習すればするほど度胸が付いてきます。と言うか、「漠然とした恐怖」という最初の高いハードルさえ越えれば、あとは比較的短期間で慣れていきます。

次第に緊張や恐怖が薄れていきます。運転することが苦にならなくなったらペーパードライバー卒業です。そのときには、運転は慣れたころが一番危ないということを是非思い出してください。最終ゴールは安全運転ができるようになることです。

ペーパードライバーといってもレベルはまちまちです。免許取得後、何十年も運転していない人には特にお勧めはしませんが、我こそはと思う人は挑戦してみてはいかがですか?

慣れてきたら、駐車や給油、車線変更や高速道路などにもトライしてみてください。当サイトには関連する紹介記事もあるので、もしよろしければご覧ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

岐阜・愛知 運転初心者・ペーパードライバー出張講習 Reリーフ

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