脱初心者:いつもと違うクルマを運転するときの注意

新しくクルマを購入した時や、旅行先でレンタカーなどを借りる場合、今まで乗っていたクルマといろんな部分で違いがあり、戸惑うことでしょう。

操作系に関しては、新しい車、古い車とでは大きく違うこともあります。見たこともないスイッチ類が付いていることも少なくありません。

オートマチックのレバーも、直線的にスライドするものから、段差状になっているものもあります。レバーの形状や場所も全然違うことがあります。

ガソリンの給油口の位置は車種によって左右まちまちです。そんなときは、給油メータのところにある、給油機マークの隣に描かれている小さな三角形の矢印を見てください。この矢印が向いている側に給油口があります。

給油口開閉レバーの位置は、ほとんどが運転席シート右側の下部に位置していますが、これも一律ではありません。給油口のフタを押して開けるのもあります。ひじ掛けの中にレバーがあることもあります。いざという時あわてます。私もレンタカーで経験があります。セルフスタンドの利用方法はこちらをご覧ください。

サイドブレーキ(パーキングブレーキ)は、昔ながらのレバーを引き上げるもの、ブレーキペダルの左にある小さなペダルを踏みこむタイプ、小さなスイッチを上げ下げする電動式と様々です。その場所と使い方を確認しておきましょう。

信号待ちのようなちょっと長い間停止する場面で、自動でサイドブレーキがかかるものがあります。発進時にはアクセルを踏めば自動で解除されます。

最近の車にはヘッドライトレバーにAUTOモードが付いています。オートにしておけば、トンネルなどいきなり暗くなるような場所でも、スイッチを操作せずにライトが自動で点灯します。これもちょっと古い車には付いていないことも少なくありません。

間欠ワイパーというのをご存知でしょうか、雨量の少ない時にワイパーが数秒の間隔をあけて動作する機能です。間欠ワイパー自体はついていることはほとんどですが、その間隔(時間)を変えることができるものとできないものがあります。さらにはAUTOモードが付いている車もあります。雨を感知すると自動で動き出します。

シートやドアミラーの調整スイッチの位置や使い方も車種やメーカーによってまちまちです。などなど、クルマによって様々な違いがあるので、走り出す前には一通り確認することが大切です。

しかし、一番不安になるのが車両感覚ですね。クルマの大きさが違えば、新たに車両感覚を身につけなくてはなりません。背の高いクルマから低い車に乗り換えた時、またその逆も大きく違和感を感じます。特に小さな車から大きな車に変わったようなときには慣れるまで少し時間がかかります。

私たちのような熟練ドライバーでも、違うクルマに乗ったときは気を使います。運転が不慣れなあなたならよりいっそう気を使うことでしょう。

慣れるしかないのですが、普段から運転している人なら、新しい車に慣れるのにそれほど時間はかからないと思います。ただし、最初のうちは慎重に行きましょう。

必ず慣れるので、臆せずいろんな車に挑戦してみるのもいいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

岐阜・愛知 運転初心者・ペーパードライバー出張講習 Reリーフ

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