脱初心者:駐車場でドアパンチしない、されないために

休日のスーパーの駐車場は混雑していて、駐車したクルマと隣のクルマの間にも余裕が無く、ドアの開閉にも気を使います。隣のクルマにドアをぶつけることを「ドアパンチ」と言います。どこかで聞いたこともあるのではないでしょうか。やってもやられても嫌ですよね。そんなドアパンチを防ぐために、いくつか注意すべきことがあります。

①強い風が吹いているとき

風が強いと、ドアを開けたとたんドアが勢いよく大きく開くことがあります。クルマの中からは、風の強さがわかりにくいものです。回りの景色や歩行者の髪の毛の乱れなどから風が強いと思ったら、内側からドアの取っ手をしっかりとつかんで開けましょう。

②駐車場が左右に傾いているとき

駐車場傾いているときは、ドアを開けたとたんドアの重さが手伝って、ドアが大きく開いてしまうことがあります。非力な女性や子供なら止められないこともあります。水平なところでの開閉では気が付きませんが、ドア自体は意外と重いものです。

自分側のドアが傾きの上側にあるときは、とてもドアが重く感じられて、開けるのに苦労する場合もあります。

いずれにしても、左右の傾斜が大きい駐車場には駐車しないことをお勧めします。

③トナラーにならない

トナラーと言う言葉、ひょっとしたら、あなたも聞いたことがあるかもせれません。すいている駐車場で、好きな場所に駐車できるような状態で、あえてすでに停まっているクルマの真横に駐車する人のことを言います。隣に駐車された側からすれば、ちょっと迷惑な感じがするものです。なぜなら、ドアパンチされたくなくて、あえてそういう空いているところを選んで駐車していることが少なくないからです。

トナラーなりの言い分はあるようですが、やはりお互いにドアパンチを避けるためにも、余裕があるなら間隔を空けて駐車するのがマナーのような気がします。万が一の強風や傾斜にも対処できます。もしあなたがトナラーなら、駐車(車庫入れ)をもっと練習して得意になってください。きっとトナラーから卒業できると思います。

以上簡単に説明しましたが、駐車場に限らず、ドアの開閉時には、後ろから来るクルマ、人、自転車にも気をつけなければなりません。ちょっとした不注意が大きな事故につながることが少なくありません。

子供が同乗しているときは、小さな子供が勝手にドアを開けないように注意する必要があります。子供に限らず、同乗者のドアの開閉による事故は、すべて運転手の責任です。声をかけるか、チャイルドロックなどを利用しましょう。

そしてもちろん、自分のクルマが傷つけられるのもイヤですね。私なら、キズだらけのクルマの隣には停めません。できるだけ高級車の横に駐車します。高級車の持ち主もドアの開閉には注意するからです(注意するはず)。逆にこちらが高級車にドアパンチしたときは高くつくのでハイリスクハイリターンとも言えますけどね。

また、斜めに適当に止めてある車の横にも駐車しないほうが無難です。斜めに止めるような人は、駐車が苦手な人か、そもそも道徳心のない人が少なくありません。隣のクルマのことなど気にも留めないとも限りませんからね。

駐車場は事故の多い場所です。お互いに十分注意しましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

岐阜・愛知 運転初心者・ペーパードライバー出張講習 Reリーフ

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