脱初心者:カーナビは未完成品⁉過信は禁物

先日、カーナビの素晴らしさをお伝えしたばかりで恐縮ですが、カーナビも万能ではありません。その使用に当たっては注意しておいたほうがいいこともあります。今回はそのあたりのことを紹介させていただきます。

1:”カーナビはとんでもない道を示すこともあります。私の経験になりますが、ナビの示すとおりに走っていたら、どんどん道幅が狭くなっていき、すれ違いができないほどの道に誘導されて、なんと最後には行き止まりといったことがありました。

その行き止まりの後、Uターンできるところまで長い距離をバックで戻らなくてはいけませんでした。この時は女房も一緒でしたが、そもそも、私ならいくらナビが示してもこんな狭い道には入らないわと言われてしまいました。笑

これまでにも、行き止まりとまではいかなくても、狭い道を案内されることは何度かありました。それでもナビは最短ルートを示すため、多少の時間短縮にはなりました。そんな成功体験があって狭い道でも大丈夫なんだという変な自信につながっていたのかもしれません。

最近のナビは精度が高くなって、明らかに遠回りの道を示すことは以前より少なくなりましたが、依然としてあります。前回の記事でもお伝えしましたが、最初に目的地を設定した時点で、スタート地点からゴールまでの全体像を確認することをお勧めします。

2:”GPSの制度が良くなったとはいえ、多少のずれは生じます。曲がる交差点や分岐点ではそのずれのせいで迷うこともあります。”ましてや交差点の間隔が短いような場面では、より注意が必要です。そんなときは、かなり手前から、次に右左折する交差点までの残りの距離(ナビに表示される)を確認しながら走るのがいいでしょう。また、スマホナビの場合にはクルマがある程度移動しないと正確な方向を示さないことがあります。コンビニの出口でナビの示す通りに進んだら、全く反対の方向へ行ってしまったなんてこともよくある話です。一度でも経験するとよくわかります。

3:”ナビによっては有料道路を使う場合とそうでない場合を選択する機能が付いています。これもよく吟味しないと余分な通行料を払うことになり、もったいないことになります。”

通常、時間に制約がないときは、有料道路を使わないで下道を走っていけばその分お金を節約できます。そうじゃないときは高速道路等を利用するのですが、よくよく調べてみたら、有料道路を使っても使わなくても、その所要時間の差がたった5分しか違わないなんてこともあります。

ナビのシステム(この時点でのグーグルナビの場合)として、たとえ5分でも早く着くのなら、有料道路を案内するようです。なので、私は必ず有料道路を使用しない場合の所要時間と使用する場合を比較するようにしています。費用対効果ですね。

費用対効果で言えば、最初のうちは下道を走って、途中から高速道路を利用した場合、あるいはその逆でもいいのですが、細かく道を選択したいような状況には今のところは対応していないようです。もしそうしたいのであれば、自分で区間を二つ以上に分割してそれぞれに設定するしかないようです。もし道中で設定するときは、どこか安全な場所に停車してから設定してくださいね。

4:”ほぼ正確な所要時間も、時と場合によっては大幅に違ってくることがあります。”プライベートでドライブしている程度でしたらあまり問題ないかもしれませんが、何かの約束や予約があるような場合、所要時間の表示には注意が必要です。時間に気を取られると安全運転がおろそかになります。最初からナビを過信しないで、時間には十分余裕をもって行動することが大切です。

以上のようなことが安全にも少なからず影響を及ぼすことがあります。カーナビはとっても便利ですが、まだまだ完全ではないということも覚えておいてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

岐阜・愛知 運転初心者・ペーパードライバー出張講習 Reリーフ

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