脱初心者:事故の大きさは自分で変えられる⁉
私がいつも言っていることに”事故に遭わないのはただ運が良いだけ”というのがあります。これは、事故を起こしたときに運が悪かったと思う人への戒めでもあるのですが、決して運を天に任せて運転するという話ではありません。
”危険はいつも身近に潜んでいる”ということも私はいつも言っています。100人のうち1人が一生のうちに死亡事故を起こすと言われています。しかも、一生のうち約6割のドライバーが何らかの人身事故を起こしているというデータもあります。
しかし、安全運転をすれば、事故になるところが無事故で済み、大事故になるところが小さな事故で済み、人身事故が物損事故で済み、死亡事故が重傷で済む可能性が高くなります。
ほとんどの人が自分は安全運転をしていると思って運転しています。実際ほとんどの人が安全運転をしていると思います。でもなかには、自分ではそう思っていても、他人から見ると決してそうではない人も少なからずいます。
そういう人たちの事故後の取材で、人がいきなり飛び出してきた、暗くてよく見えなかったなどと言うのはよく聞く話です。
嘘ではないと思います。でも、人が飛び出す恐れのある所ではよりゆっくり走る、よく見えないなら見える範囲で停止できるスピードで走るのが安全運転です。
上記の人も事故を防ぐことはできなかったかもしれません。しかし、ゆっくり走っていれば相手は軽傷で済んだかもしれません。見えない範囲から突然人や車が現れても、軽い衝突で済んだかもしれません。
私だっていつ事故を起こすかもしれません。少なくとも私はそう思って運転しています。事故の大きさを変えることができるとはそういうことです。あなたも一緒に、決して滅多に無いとは言えない事故を積極的に小さなものに変えていきましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
岐阜・愛知 運転初心者・ペーパードライバー出張講習 Reリーフ