脱ペーパードライバー:自分でできる最低限のメンテナンス

最近のクルマは、よほどのことがない限り故障などしなくなりました。2年毎の車検さえ受けていればほぼ大丈夫です。だからといって、2年間何もしなくても大丈夫かというとそういうわけにはいきません。最低限必要なメンテナンスはあります。

一番に注意してほしいのは、タイヤの空気圧です。タイヤの空気は何もしなくても少しずつ減っていきます。気温の低下でも空気圧は低くなります。

一つのタイヤだけが目に見えて減っているような場合は、大抵パンクしています。パンクしても、いきなりタイヤがペッタンコにならない事もよくあるので注意が必要です。もちろん放っておくとそのうちペッタンコになります。ペッタンコになったら、走らせないでください。タイヤがすぐにダメになってしまいます。

空気圧が少ない状態でクルマを走らせていると、タイヤの寿命、燃費に影響が出るのはもちろんの事、制動距離の悪化や高速走行では、最悪の場合タイヤが破裂することもあります。

空気圧は、スタンドでチェック・補充してもらえます。もちろん無料なので積極的に利用しましょう。

次に注意したいのは、ウィンドウウォッシャー液です。フロントガラスが汚れているときにワイパーレバーにあるスイッチを操作すると、ウォッシャー液が噴射され、同時にワイパーが稼働し、フロントガラスをクリアにしてくれます。

フロントガラスは、黄砂や土ぼこりなどで意外と汚れています。視界が悪いままの運転は危険を伴います。できるだけクリアな状態にしておきたいものです。

また、雨上がりや降雪で道路がベタベタになっているときには、他のクルマが巻き上げる泥などがフロントガラスに付着して、前方がよく見えなくなることがあります。そんなときも、ウォッシャー液を噴霧して綺麗にします。

でも、もしタンクの液が空にになっていたら、ワイパーだけが動いて、フロンガラスの汚れを一面に広げてしまうことになります。

実はこれ、私が過去に経験したことです。雪道で先行車の泥ハネでフロントガラス少しずつ汚れてきました。ウォッシャー液できれいにしようとレバーを操作すると、運悪くウォッシャー液は空で、ワイパーだけが動き、汚れをフロントガラス一面に広げてしまいました。そのせいで、前方がほとんど見えなくなってしまい、正直あせりました。

通常、ウィンドウォッシャーの操作をすると、ウォッシャー液の残量があるなしにかかわらず、ワイパーが連動して動きます。タンクが空のときは、作動しないシステムのほうがいいような気もしますが、私の知る限りではそうはなっていないようです。

ウィンドウォッシャー液も、スタンドで見てもらえます。ほとんどのクルマは、タンクはボンネットの中です。スタンドによっては、無料で補充してくれる所もあります。ときどき、自分で水道水を入れている人もいますが、冬は凍ってしまうことがあるので注意が必要です。でも、何も入れていないよりはましかもしれません。

今回、「自分でできる最低限のメンテナンス」をご紹介しました。他にも、オイル交換、ライトの玉切れ、バッテリー等、チェックすることはありますが、空気圧とウォッシャー液は少しずつ減っていくので忘れがちです。タイヤについては、一ケ月に一度はチェックしてください。どちらもスタンドで見てもらえるので是非習慣にしてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

岐阜・愛知 運転初心者・ペーパードライバー出張講習  Reリーフ

Follow me!

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です