ママさんドライバー:小さな子を連れて歩くときは必ず手をつないで
小さな子供がクルマにはねられる事故は後を絶ちません。子供の交通事故は死亡事故につながることも少なくありません。
小さな子供の年齢を定義するのは難しいですが、4、5歳までといったところでしょうか。
実際は、統計上、子供の事故で一番多い年齢層は小学校1年生なのです。でも、通学の始まった小学生の手をつないで歩くことは難しいと思います。またそれゆえ、このころに事故が多く発生するとも言えます。
事故の状況で目に付くのが、駐車場です。駐車場ということもあって、つい親は安心して子供を放任してしまうことがありますが、本当に危険です。
小さな子供はクルマの陰に隠れて、ほかのクルマからはよく見えません。また、子供は当たり前のようにクルマの陰から飛び出します。
また、道路脇を歩くときも同様です。子供は突然道路に飛び出すこともあります。子供を内側にして片時も手を離さないようにしてください。子供の行動は予測不可能です。クルマが来ていようといなくてもお構いなしです。
時々、子供の手を放して、自分が先に歩いて、小さな子供がその親の後をついて歩くのを見ることがありますが、私からすると、あまりにも子供の命を軽視し過ぎているように思います。
手をつなぐのは親の義務だと思ってください。
自分の子供が大切なら、必ず手をつないで歩いてください。手をつないでいれば、ほとんどの小さな子供の事故は防ぐことができます。
自分が運転する側なら、小さな子供は親に手をつないでいてほしいと思うはずです。仮に、小さな子供が道路わきを歩いているとか、親と一緒でも手を繋いでいないようなときには、いつ道路上に飛び出してくるかもしれないという思いで運転しなければなりません。
そしてもし、あなたに子供さんがいらっしゃるのなら、小さなころから、親が見本になり交通安全についてしっかりと教育してください。それが、小学生になってから、さらには大人になって自分でクルマを運転するようになってからも生きてきます。
悲しいことにならないように、是非手をつなぐことと安全教育を忘れないでください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
岐阜・愛知 運転初心者・ペーパードライバー出張講習 Reリーフ