ペーパー歴15年半の女性よりご依頼をいただきました（岐南町）

お客様は、ペーパー歴は１５年ですが、免許取得後3～4年ほどは毎週休日には運転されていたようです。主に通勤と近所へのお出かけ、合わせて苦手意識のある駐車のレッスンをご依頼いただきました。

通勤用にコンパクトな車の購入を予定されていますが、現時点ではご家族の運転される車が大きいワンボックスということで、レッスンは当教習車を選択されました。

一週間の間を空けて二日間で合計４時間のレッスンとなりました。

初日は、１５年ものブランクを考慮して、私の運転で広い駐車場まで移動し、いつもの走る・止まる・曲がるをやっていただきました。さすがに最初は緊張されて恐る恐るの感じでしたが、少しずつ勘を取り戻されてきたようでした。

ご本人の意思も確認し、一般道へと移動しました。

どのペーパードライバーの方も同じように、恐怖感もあり安全に関する意識は人一倍強いです。しかし、必ずしも的確な安全運転をされるとは限りません。幅寄せの時にドアミラーの確認さえ忘れてしまう人がほとんどです。

ですが、このお客様は、安全意識はもちろんのこと、多くの注意すべきポイントをしっかりと理解されているほどのレベルの高い方でした。ご主人の運転で遠方まで頻繁にドライブされていたのも理由の一つかもしれません。

当日は、実際に職場まで運転していただきました。その他、岐大バイパスと名岐バイパスのような広い道路も走っていただきました。それなりの距離を走るだけでも徐々に緊張がほぐれてきて、運転できるという自信が徐々についてきます。

次回は、駐車の練習をお願いしたいとのことでした。どの程度苦手なのかを確認したかったので、一度だけ自由に駐車してもらいました。運転できるほどには駐車ができないといったご様子でしたので、次回はしっかりと２時間練習しましょうということで一日目を終了しました。

二日目は、前回の感覚を忘れないように、最初に少しだけ一般道を走ってもらいました。大きな道路への合流も経験していただきました。

１日目のような不安は全く見られず、全く普通の運転と言ってもいいような感じでした。最初の大きなハードルを越えると運転の不安はかなり小さくなるという見本のような運転でした。

一般道走行もそこそこに早速駐車練習に移りました。以前、別の方の駐車レッスンで、私が時間配分をミスして時間内に上手く駐車できるようにならなかったという反省を込めて、今回はしっかりと練習時間を確保させていただきました。

詳細は省略しますが、最後にはしっかりとコツをつかんでいただき、難易度の高い駐車にも挑戦していただきました。

いつものように、「駐車に限らず、運転は2.3回のレッスンを受けただけで完成はしません。スポーツや楽器演奏のように繰り返しの練習が欠かせません」というお話をして２回のレッスンを終了いたしました。

もちろん、スポーツや楽器演奏ほど難しくはありませんのでご心配なく。

最後に、ご本人からいただいたメッセージを掲載させていただきます。

「本日は、ありがとうございました。的確で優しい指導のおかけで、少しずつ勘を取り戻すことができました。

駐車に関しては、予定が分かり次第また予約させていただきます。」

「2週にわたり、お世話になりました。

石原さんのわかりやすい説明のおかげで、少しは自信を持って運転することができそうです。

完全に力が抜けるまではまだまだかかりそうですが、記憶と感覚が新しいうちに、また自宅の車を運転して、少しでも早く慣れるようにしていきたいと思います。

煽りハンドルは、意識して今後しないように気をつけます。

今日の駐車の練習では、タイミングや感覚がだいたいわかる様になったことが、とても嬉しかったです。

ほんと、何度も実践するのみだなと改めて思いました。

今後、困ったことなどありましたら、メールでご相談させていただくことがあるかもしれません。その際はどうぞよろしくお願い致します。」

この記事が、新たな第一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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