脱初心者:道路上の障害物に注意
今後、あなたがクルマを運転続けていく間におそらく遭遇するだろうと思われることの一つが、路上の障害物です。
障害物といっても、誰かが落としたものから、風に吹かれて飛んできたものや、時にはクルマにはねられた動物の死骸などもあります。
それが大きなものならクルマに傷がつきます。小さなものでも、パンクの原因になることもあります。それらが原因で事故につながる恐れもあります。動物の死骸ならなおさらその上を通過したくはないですよね。
道路の状況によっては、避けることが難しい場合もあります。おそらく避けるときは、ブレーキを踏むか左右どちらかに避けることになると思いますが、急な左右への移動はとても危険です。急ブレーキをかけて停止しようとすると追突される恐れがあり危険です。
避けられないこともあるかもしれません。無理して避けたことで事故につながるかもしれません。しかし、前車との車間距離をしっかり取り、前方をよく見ていれば、大抵の場合障害物を難なく避けることができます。
これが高速道路となると、さらに危険度が増します。避けようとすればハンドル操作を誤って大事故につながります。衝突すれば、スピードが出ているので衝撃が大きくなります。追突される心配もあります。
※高速道路で落下物や道路の異変を発見した際には道路緊急ダイヤル「#9910」通報しましょう。通報は同乗者かサービスエリアに駐車してからにしてくださいね。
昔の話になりますが、ある高速道路で、私は右車線を先行車について走っていましたが、その前車がいきなり車線変更するので、何かあると思って身構えました。前車がよけた路上の先には、どこかのトラックが落としていったと思われる、ビールケース大の段ボールケースが落ちていました。
幸い、車間距離を大きくとっていたのでなんとか左側に避けることができましたが、バックミラーの中の後ろのクルマは、私との車間距離が短かったこともあって避けきれずぶつかってしまいました。
幸いその後続車は、そのまま私の右側の車線を何事もなかったように走り去っていきましたが、その瞬間生きた心地がしなかったと思います。
道路上には何が落ちているかわかりません。いや、落ちているかもしれないと思って、十分な車間距離と、前方を注視することが大切です。
もちろん、先の見えないカーブや夜間など遠くが見通せない場所では、突然の障害物にも対処できるような速度で走ることは言うまでもありません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
岐阜・愛知 運転初心者・ペーパードライバー出張講習 Reリーフ